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김현식 2집

韓国の音楽 / 1980年代 · 1984

김현식 2집

김현식(キム・ヒョンシク)

김현식 2집 · 김현식

この一枚を聴く理由

覚えやすい旋律の中で、ざらついた声が一つの句の重さを変え続ける。

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収録曲・試聴

日本語編集版

アルバムの物語

声が力を抜く瞬間を待ってみよう。キム・ヒョンシクの二作目では、強く押す音だけでなく、句末を放したあとの伴奏にも耳を向けると、旋律の印象が変わる。冒頭の「사랑했어요」から「회상」へ進むだけでも、同じ声が違う長さの文を扱っていると分かる。ざらついた音色を一つの感情の印にせず、動きのある歌として聴きたい。

1984年に発表された韓国のスタジオ・アルバム。東亜企画の制作史を扱うSBSの回顧資料では、キム・ヨンが「사랑했어요」を含む本作を制作したと説明される。リンク先の十一曲版はこの曲で始まり、「변덕쟁이」で終わる。途中には「시장에 가면」も収録されている。後年の代表曲集としてではなく、ここに並ぶ曲が作る一つの時間として聴いてみたい。

一曲では収まらない幅

「어둠 그 별빛」や「아무말도 하지 말아요」まで進むと、この盤を叙情的な代表曲一曲の拡大版としては聴きにくくなる。声が前に出る力と、伴奏が残す空間の釣り合いが曲ごとに異なるからだ。長く残る音と先へ進むリズムを別々に追ってみるのもよい。すべてを同じ悲しみの物語に整理しなくても、一人の歌い手が違う緊張を扱う様子そのものが全体をつなぐ。旋律を覚えた後には、その下で動く音も見えてくる。

同じ盤に残る異なる歌

六曲目の「시장에 가면」は、配信曲目では健全歌謡と記される。当時の健全な内容の歌という区分であり、恋愛の歌と同じ物語へ無理に組み込まなくてもよい。十一曲がすべて同じ役割を果たすわけではないことも、この版を聴くときの前提になる。好きな歌だけを抜き出すのとは違って、曲順には性格の異なるものが隣り合う時間が残る。意味を一つに統一しようとせず、その差を受け止めたい。

もう一度、句の終わりへ

ざらついた声という説明だけでは、歌の動きを捉えきれない。同じ高さの音でも、短く放つ場合と長く保つ場合では感触が違う。文の始めと終わりに置く力も一定ではない。最初の曲で声に馴染んだら、次の「회상」で句の長さや続き方に注意を移そう。ここでいう力の違いは、音量の大小だけを指さない。言葉の出だしをはっきり置く時もあれば、終わりの音が伴奏へ溶けるまで待つ時もある。楽器が先へ進んでいても声は少しその場に残るように感じられ、そのずれが一つの旋律に奥行きを与える。専門的な知識より、一文の始まりから終わりまで耳を離さないことがよい入口になる。声質が共通していても、旋律に向かう姿勢は変わる。強く歌うところだけを拾うより、力を戻すところを一緒に聴く方が表情は広がる。 全体を聴いた後で冒頭へ戻り、最初に耳に残った音と比べよう。人生の結末から声を説明するだけでなく、この録音で一つの句をどう終えているかを確かめる。身近な旋律にも、まだ別の表情を見つけられる。

曲からたどるアルバム

最初の二曲で句の始めと終わりの力を比べ、その間に伴奏が残す空間へ耳を向けよう。

  1. 사랑했어요

    題名は説明的には「愛していました」と読めるが、回想が今の声の動きになるところを聴きたい。句末の音をすぐ放す時と少し保つ時では、同じ声にも異なる重みが生じる。対象は二作目の冒頭曲であり、別のアルバムや公演の同名音源には置き換えていない。まず歌を追い、次には文が終わった後に伴奏が残す間へ注意を移そう。有名なサビを待つ間にも、小さな力の配分は変わっている。続けて「회상」へ進むと、この曲だけを独立させた時とは違う輪郭が現れる。題名の語り手を、そのまま歌手の私生活の人物と考えずに聴くこともできる。声の具体的な動きを大切にしたい。

    参考資料 · Bugs: 사랑했어요, second-album recording
  2. 회상

    「회상」は回想を意味する題名で、この盤では二曲目に置かれる。同じ題名の別の歌と区別するためにも、原語表記と歌手名を一緒に確かめたい。声の粗さだけでなく、短い句が次へつながり、また閉じる仕方を追ってみよう。一定の拍を軽く取りながら、文を伸ばす場所と早く折り畳む場所を聴くと、歌の動きがつかみやすい。力を加える瞬間だけでなく、力を引く瞬間にも表情がある。歌詞をすべて翻訳しなくても、その違いから聴き始められる。拍と語尾の関係も確かめたい。次の「어둠 그 별빛」まで進んで戻れば、冒頭曲との連続と、次の場面へ移る役割を並べて感じられる。

    参考資料 · Bugs: 회상, second-album recording

次に聴く一枚

サヌリムの十作目と、声の質感や句の扱いが旋律の記憶に残る仕方を比べたい。

산울림 10집 ↗
参考資料と編集について

日本語の読者に向けて独立して編集した記事です。作品の事実関係は下記の資料を参照し、聴きどころは編集上の解釈として記しています。AIによる編集・検査を実施しており、第三者の読者による実査ではありません。